3次元DLT法④(標準誤差の算出)

バイオメカニクス
ポール先生
P先生

前回はキャリブレーションのデジタイズデータを使って、3次元座標への変換を学習したね。

Aくん
Aくん

はい、X,Y,Z座標を取得できました。

P先生
P先生

実際に実験の時に設定したポイント1は(x,y,z)=(0,0,0)に設定していたはずだね。

Aくん
Aくん

X1は-0.00246(m)っていうことは、x座標はだいたい2mmずれてるってことですね。

P先生
P先生

このずれの事を誤差と言います。
ではポイント1からポイント120までの誤差を見てみよう。

この誤差の標準偏差を求めることによって、標準誤差(standard error)を求める事ができます。

P先生
P先生

標準誤差を求める事で、キャリブレーションの精度を検証することができるね。

Aくん
Aくん

今回はZ座標の標準誤差が大きいですね。

 

P先生
P先生

0.0148mということは、1.48cmの誤差があるという事になるね。
この誤差を踏まえた上で、今後の分析を行っていこう!

 

 

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